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アトピー性皮膚炎、金属アレルギーを学校では? [アトピー]

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児アトピー性皮膚炎で一番大変なのは、かゆみをがまんして学校生活を送る事でしょう。
小学校に入って右も左もわからない、そんな時にはあまりアトピーに関して気にしている余裕がないので、あまり弊害が出ません。
しかし少しして慣れてくると、授業中アトピーが気になって掻いてしまう。
掻いて悪化させてかゆくて授業に集中できなくなってしまう。
そんなお子さんもいるそうです。
じっと座っている事が苦痛で、ついついアトピーを引っ掻いてしまう掻爬行動など、親御さんの目の届かないところでは止めようもありません。
そんなふうに悪化してしまうアトピー。
アトピーが悪化するとかゆいだけではありません。
見た目にも影響が出てしまいます。
普段は服の中に隠れているアトピーも体育やプールの時間になると服を着替えなければなりません。
そんな時にお友達に肌を見られるのが嫌なばかりに、うまく周りにとけ込めず、孤立してしまうお子さんの話しを聞く事もあります。
せっかく学校に来ているのに、お友達ができない、お友達と遊べない。
子供に取ってこれ以上悲しい事はないでしょう。
なるべく、学校生活を営む上でアトピーの悪化はさけたいものです。
しかし家庭生活と違い、親御さんが常に見守る訳にはいきません。
かゆそうにしていたら掻くのを止めたり、薬をぬってあげたり、そういうわけには行きません。
これからは自分で管理して行かなくてはならないのです。
もちろん家に帰ったら親御さんがアトピーを管理してあげてください。

アトピー患者にとって一番大変なのは、おそらく体育の時間でしょう。
運動をして汗をかく。
その汗がアトピーを悪化させる原因になります。
または、プール。
プールに入ると肌がぴりぴりしたり、これもアトピー悪化に繋がるのでは?
だったらプールは入らせない方がいいのでは?
と思われる親御さんもいるかと思います。
ですが、暑い夏のプールはこれも子供に取って楽しみの一つです。
それを取り上げてしまい、1人プールサイドからお友達を眺めるだけ、というのはとても酷に思います。
そして学校によっては係や、高学年になると委員会といった、色々な役割を振り分けられます。
その時にも、飼育委員や飼育係となり様々な動物と触れあう機会があります。
しかし、動物の毛はアトピー悪化の原因にもなり、なかなか参加できなかったり。
他にも体操服や水着になると、普段衣服で隠れている部分が露出によって人目に晒されて、体育の授業自体が嫌になってしまう事もあります。
私服の学校でしたら夏でも長袖をきて患部を隠したりすることができますが、体育の時間はそんなこともできません。
ですからアトピーを悪化させないように、なるべく努力する必要があるのです。

学校生活を営んでいて、アトピーが悪化した、ということにならないよう工夫が必要です。
たとえば、体育の授業で汗をかくと皮膚に雑菌が繁殖します。
また、汗によって肌がベタつき、そこにホコリやチョークの粉といった目に見えるか見えないか微細な物が付着しアトピーを悪化させることがあります。
先にも述べた様に、飼育係などになってニワトリやウサギなどの世話をする事によって、毛や羽からダニやダニの排泄物が肌に付着し、悪化させる事もあります。
アトピーを悪化させない様にするにはどうすれば良いでしょうか。
体育で汗をかいたのなら、ぬるめのシャワーで汗を洗い流せば良いのです。
そうすれば皮膚に雑菌が繁殖することもありませんし、ホコリなどが付着しにくくなります。
飼育係になったのなら、動物の世話後にシャワーを浴びる事によってダニや排泄物が洗い流され、アトピーが悪化しにくくなります。
それどころか、水道水に含まれる微量の塩素によって、アトピーを発症させる原因の黄色ブドウ球菌が殺菌され、アトピーが良化するという結果も出ています。
小プール後のシャワーも同様です。
プールの後は必ずシャワーに通されますが、ぞんざいにせず、きちんと体から塩素を洗い流すようにしなければなりません。
いくら黄色ブドウ球菌をやっつける為とはいえ、放っておくと塩素の刺激の方がきつく、アトピー悪化の原因になってしまいます。
汗をかいた後のシャワーの温度は、冷たくても熱くてもダメです。
40度くらいのぬるま湯が良いとされています。
体育の後にシャワーを浴びる、それだけで重度のアトピー程良化が確認されたという報告もあります。
その後、涼しくなりシャワーの必要がなくなってからも良化は維持する事ができ、より良い肌のサイクルが出来上がるのです。
皮膚を清潔に保つ、というのはアトピー患者に取ってとても意味のあることなのです。

アトピーが悪化せずむしろ良化をすればどんな良いことがあるでしょうか。
今まで人目を気にして、遊び仲間に入れなかった子は自信をもって遊びの輪へ入る事ができます。
学校だけでなく、放課後も一緒に過ごす自信がつき、お泊まりなどのイベントにも参加できます。
かゆみが無くなれば、授業にも集中でき、学力が上がります。
そうすれ、自分の将来の選択肢が広がり、未来に希望を持って進む事ができます。
着替える事や、肌を露出が気になって体育やプールがニガテだったのが、体を動かす楽しさに目覚めます。
すると体を動かす事によってストレスも発散され、さらにアトピー良化につながることでしょう。
そして一度アトピーを克服できたのなら、万が一大人になって再発したときも対処の仕方を心得ているため、自信を持ってアトピー対策へ取組む事もできるでしょう。

しかし体育の後シャワーを浴びるということは、とても大きな問題があります。
なぜならシャワーが完備している小学校はとても数が少ないのです。
2010年くらいから徐々に増えてはきましたが、まだまだ数は少ないのです。
プールにはシャワーがあるのは当然ですが、その他というと教員の宿直室くらいしかシャワーはありません。
保健室にシャワーが完備してあれば、担任へ申し出てシャワーを使わせてもらう事は可能ですが、無い場合はどうしたら良いでしょうか。
PTAなどの保護者会で学校側や教育委員会、市や町などへ依頼する、というのも一つの手です。
子供の10人に1人はアトピーと言われる時代です。
なるべく子供に負担をかけずに学校生活を送らせてあげたいというのは贅沢な悩みではないと思います。
しかも小児アトピーのうちに治らなければ、大人まで持ち越すと完治の見込みは非常に低い確率となります。
お子さんの為にも、もし何か持病がある場合は担任の先生や養護の先生に事情を説明し、理解してもらう事が必要です。
最近PTA活動に積極的でない保護者の方が多いですが、自分の子供の健康と安全を考えるなら積極的に活動に参加し、学校側に理解を求めて行かなくてはなりません。
保護者の方一人では組織を相手にしても動いてくれませんが、PTAの総括としてなら多少なりとも動かざるえないのではないでしょうか。

シャワーを浴びた後、医師から薬を処方されている人はきちんと薬も塗ってください。
いくらシャワーをしたからといって、医師の指示を無視することは悪化に繋がる可能性があります。
ですから、お子さんにも薬の使い方をしっかり教えておかなければなりません。
本人、保護者、クラスメイト、学校関係者とみんなの連帯がなければ学校生活においてアトピーを良化することはできません。
そうすれば、お子さんも楽しい学校生活が送ることができるのです。
ぜひお子さんの為にも、保護者が一致団結して様々な対策をとるようにしていってください。


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アトピー性皮膚炎は、とても治りにくい病気です。
悪化したり良化したりを繰り返す病気です。
ところが、アトピーの抗体を使えば、身体にはいっさい害がなく肌が綺麗になっていきます!
中々手の湿疹が良くならない、やっぱりアトピーは大変ね、と思っている人もいると思います。
アトピーだから繰り返すのは仕方ないわ、と思っている人もいるはずです。
さて、本当にそれはアトピーでしょうか?
ちょっと疑ってかかってみてください。
だって皮膚科に行ったらアトピーだと診断されたわ、という人の中で、イマイチその診断に納得していない人はいないでしょうか。
数年前から注目されていますが、繰り返すアトピー、アレルゲンを断っているはずだし健康状態も良い。
にもかかわらず、なかなかアトピーが良化しないなと思っている人は、ぜひセカンドオピニオンを受けてください。
貴方のアトピーは金属アレルギーかも知れません。
日常的に貴金属を付けていない人でも、金属アレルギーが出る場合があります。
それは虫歯を治療した際、歯の詰め物に金属が使われている場合がそうです。
このときの金属アレルギーのメカニズムは、金属イオンが唾液に触れ特殊なタンパク質を作り出しこれが粘膜から体内に吸収されます。
そして血液に入り込み、全身に行き渡り、体外に排出されるとそこが炎症を起こし、湿疹になるのです。
湿疹になる、ということはアトピーと同じような仕組みだといえます。
ただしアトピーはアレルゲンを摂取、または吸収すると割とすぐに湿疹として症状が出る事が多いのですが、口腔内の金属に対する金属アレルギーは、体内に吸収されてから症状が出るため、分かりにくい事が多いです。
ですから、歯に詰め物をしてもらってから症状が悪化、もしくは症状が出たという人は皮膚科ではなく、歯科を受診してみてください。
この場合の症状はアトピー同様で、手足に発疹がでたり、顔に湿疹が出たり、口腔内に湿疹ができ、荒れて痛みを伴う事もあります。
ひどい症状では舌がただれて、飲食が満足にできないくらいに悪化する人もいます。

アトピーとはアレルギーの病気の一種です。
アレルギー疾患とは免疫システムが正常に働かず、体に害がないものでも敵と勘違いし、体内に入った物を攻撃してしまう状態のことです。
その結果、湿疹として表面にあらわれるのがアトピーです。
金属アレルギーは皮膚に金属が触れただけでは何も症状はでません。
それが汗と結びついて初めて湿疹や、赤くただれたりするのです。
ですから、汗のかかない冬場なら腕時計を肌に直にしても平気だが、汗のかく時期になると、腕時計の形をした赤みが肌に出るという人もいます。
金属アレルギーもアトピー同様アレルギー疾患の一つで、湿疹が悪化したり良化したりを繰り返すのでアトピーみたいなものと思って良いでしょう。

もし自分は歯医者に行った事も無く、貴金属も身に付けていない、でも先ほど述べた通りアレルゲンを断ち、体調も正常である、しかしアトピー症状が良化しない。
そう言う人がいれば、その人もアトピーではなく金属アレルギーの可能性があります。
金属アレルギーの金属とは、先ほど述べた通り金属に触れただけで湿疹が出るのではなく、汗や唾と結びついた金属イオンが生み出す特殊なタンパク質が原因なのです。
ですから金属を身に付けていないから、これはアトピーだと思うのはちょっと早合点です。
金属アレルギーの元になる金属が含まれており、知らず知らずそれに触れている場合があります。
それは、食物です。
人工的に加工し、金属が入っている食物ではなく、天然界に存在する食物でも金属を含んでいる物がたくさんあるのです。
一番有名なのはソバやチョコレート、大豆です。
食物アレルギー疾患の代表格と言える食物です。
蕎自体にアレルギーを持っていなくても、多量に摂取する事により金属も体内に摂取してしまい、消化吸収後血液の中に流れ出し、体中を駆け巡り最終的に汗となって体外へ放出されます。
このとき、金属が排出されるわけですから、汗と結びついて特殊なタンパク質を作り出し、皮膚へ湿疹という反応を起こすのです。
ですから汗のかきやすい部位に湿疹ができるのです。
主に手足に症状が出る人は、このケースを疑ってみた方が良いかも知れません。
食物アレルギーとして蕎がダメな人は、摂取後時間がたってから発症するのではなく、一口食べた瞬間からアナフィラキシーを起こす事もあります。
それにくらべると、金属アレルギーは時間が経ってから症状が現れるのが大きな違いです。
アナフィラキシーを起こさないからといって、この金属アレルギーを甘く見るのはよくありません。
手足に出る湿疹はアトピーの様なものですので、とてもかゆいのです。
じゅくじゅくした湿疹が出来き、かき壊し、歩行が困難になるほどひどい痛みを伴う事もあります。
しかも場所が足の裏ですので、水虫と勘違いし、市販の塗り薬でしのごうとして逆に悪化させるのです。
実際水虫と勘違いし、市販の薬で治らず、皮膚科を受診する人の半分はこのパターンだと言われています。
これはあくまで、アトピーとは別物と考えてください。
アトピー性皮膚炎を発症している人は、アトピーが悪化したのではないかと思う人もいます。
しかし、金属を多く含む食べ物を制限するとアトピーが良化した、という人はアトピーではなく、この食物からなる金属アレルギーを疑ってみてください。
アトピーをもともと持っている人はちょっとどちらか判断つきませんが、皮膚科に行ったらはっきりするでしょう。
アトピーをもともと持っていない人は、ひとまず湿疹が発症しないよう、心当たりがある食物は避けてください。

食物によるこの疾患は接触型の金属アレルギーではなく、全身性金属アレルギーと呼ばれています。
このアレルギーの主な原因物質は、ニッケル、コバルト、クロムと言う金属です。
ではどういった食物に金属が多く含まれているのでしょうか。
一番多いのはニッケルです。
これは豆類全般(大豆やグリーンピースなど)、木の実全般(アーモンドやピーナッツなど)、穀類では玄米、蕎、オートミールに多く含まれています。
野菜ではほうれん草、レタス、カボチャ、キャベツ。
キノコ類ではマッシュルーム、海草類は全般的に多く含まれます。
魚類はカキ、鮭、ニシンです。
香辛料も全般的に多く含まれ、飲み物では紅茶やココア、ワインです。
そしてお菓子類ではチョコレートに多く含まれます。
コバルトはどのような食物に多いのでしょうか。
やはり豆類、木の実類は全般的に多く含まれます。
野菜はキャベツで肉類はレバー。
魚介類はホタテで香辛料は全般的に含まれます。
飲み物は紅茶、ココア、ビール、コーヒーに。
お菓子類はやはりチョコレートが多いです。
クロムはどういった食物でしょうか。
これも先に上げた二つと同様で飲み物は紅茶、ココア、お菓子ではチョコレートです。
野菜はジャガイモ、タマネギです。
そして香辛料は全般的に多く含まれます。
代表的な3つの金属が共通する食物はチョコレートで、飲み物は紅茶とココアです。
もしこれらを多量に摂取すると次の日から手足の状態が悪くなる、という人はアトピーよりもアレルギーの方を疑った方がよさそうです。
しかし、ほうれん草など体に良いとされる野菜でさえ、摂取する人からすると毒になってしまいます。
ではこれらを完全に除去した物を食べていれば大丈夫なのか、というとそう言う訳でもありません。
自分がアトピーだと思っていてさまざまな事を試したが、全然良化しない。
しかし、これで原因がわかったからといって、すぐにやめることが出来ない人もいるでしょう。
コーヒーが無くては生きられない、チョコレートが食べれないなら治らなくていい。
そう言う人もいるかと思います。
これらの食物は、金属が多く含まれている食べ物です。
だからといって、全部食べるのをやめなくていいのです。
あくまで、取り過ぎに注意が必要だという話しなのです。
結局のところ、アトピーにしろ全身性金属アレルギーにしろ、偏った食生活をやめて、何でもバランスよく食べましょうというのが結論なのです。
チョコレートをやめた為、チョコレートが食べたくてイライラし、ストレスを溜めてアトピーを悪化させるよりは、ほどほどに抑え、食べ過ぎたと思ったらしばらく断つ。
そんな風にしてバランスを取って行ってください。
自分にとって何が良くて何が良くないのか、しっかり考えた上で行動していってください。


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