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アトピー性皮膚炎にはステロイドがいいの? [アトピー]

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アトピーを治療する際、ステロイドを使うことが一般的です。
ではステロイドとは一体どんなものなのでしょう。
ステロイドとはひとつの物質を指すのではありません。何百という違う性質のものがあります。
ステロイドは天然にも存在しますし、人工的に作られたものもあります。
ステロイドと聞いて「毒」というイメージを持っている人はとても多く、アトピーの治療に使いたくないという人が増えてきているようです。
しかしながら、ステロイドは殆どの生物の体内で作られているものです。植物や菌類でも見つかっており、もちろん人間の体内にもあります。
これは薬として使うと、炎症を抑えたり免疫力を抑制する作用があります。その効能は様々な疾患の治療にも使われていますが、副作用も多く必ずお医者さんの指導の下に使わなければなりません。
ステロイドはからだの中で作られています。もし治療にこの薬を服用している場合、からだの中で作られなくなってしまうことがあります。
タバコに入っているニコチンと同じですね。
ニコチンはからだに悪いというイメージがある人も多くいらっしゃるようですが、ニコチンもからだの中で作られています。
タバコをやめてすぐのときは、タバコを吸いたくて仕方なくなる症状が現れます。あれはニコチンがからだの中で不足してしまうために起こる現象です。
ステロイドを急にやめてしまうとステロイド不足で倦怠感や頭痛など、様々な症状を引き起こしてしまうことがありますので、やめるときもきちんと医師と相談して徐々に量を減らしていくことが必要になってきます。
また、それ以外にもステロイドは免疫力が落ちるなどの副作用があります。
風邪にかかりやすくなったり、感染症に弱くなってしまいます。
骨が脆くなることもあるそうです。消化器官の粘膜が弱ってしまったり、動脈硬化や高血圧にも注意が必要になってきたりします。
他にも副腎不全やにきびができやすくなったり、生理不順や精神が安定しなく、不眠症や躁鬱状態になりやすくなることがあります。
いずれも薬を適切にやめていけば改善されることなので、あまり悲観的に考えず、治療のことを第一に優先してください。

では次は本題のアトピーに対してのステロイドの塗り薬はどんな効果があるのかです。
アトピーは生まれつき出来やすいという人が決まっています。
アトピーは強い痒みが特徴で、遺伝的な要因があります。
子供に多く見られ、成長すると自然に改善されることが多く、大人になるころまでには殆どの人のアトピーが治ります。
しかし近年大人になってもなかなか治らない人や、大人になってからアトピーになる人が増えてきました。
大人の人のアトピーは顔に出来る人が多く、そのせいで社会に出ることに抵抗を覚える人も少なくありません。
アトピーは完全に治すということがとても難しい症状です。
いったん治ったと思っても再発してしまうことが多いのが特徴です。
医師たちはアトピーを完全に克服する方法を研究している一方で、症状に苦しむ人たちの苦痛をなるべく軽減させ、普通の生活が出来るようにするための治療を行なっています。
そのための効果を一番に発揮するのはステロイドの塗り薬です。
しかしアトピーの治療にステロイドをあまり使いたくないという人が増えています。
理由は様々ですが、この薬がとても恐いものだという噂が広がっているからです。
先ほど上げさせて頂いた副作用を強く意識しているからでしょう。
アトピーが中々治らない人たちはどうしてもお医者さんのことを疑心暗鬼になってしまいがちです。
どうしてもアトピーが治らない。もしかしたら治療方法が悪いのではないだろうか。アトピーの治療に使われているステロイドというものは多くの副作用があるらしい、一度使うといったんは治ったように見えるが実は治る速度を遅くしている、依存しやすい、骨が脆くなってしまう、再発したときにとても酷い症状となって現れてしまうかもしれない。などなど……。
これらは完全に正しいとは言えません。
確かにこの薬は副作用を多く持ち、下手に使うと副作用に悩むことになってしまいます。
しかしきちんと量を管理し適切に使えばその限りではないのです。
アトピーが再発したときに酷い症状になってしまうという意見がありますが、その意見を出した人の多くは自分の判断で薬を使うのを止めてしまった人たちが大半です。
アトピーは薬を使い、いったん症状を押さえ込んだとしても、それは皮膚の表面だけが綺麗になった状態です。薬のお陰で炎症が一時的に治まっているだけなのです。
アトピーの炎症が治まれば痒みが抑えられます。
痒みが治まれば無意識に掻くことがなくなります。
そうするとアトピーの炎症のせいで敏感になったお肌が落ち着きを取り戻します。
そうなれば皮膚の傷は自然と治り、綺麗になったと見えるのです。
ここでみなさんが忘れがちになることがあります。
今この状態ではアトピーは治っていません。あくまでも薬のおかげで症状が見えないだけなのです。
ここで薬をやめてしまえば再び炎症が始まります。
そうなれば痒みが戻ってきてしまい、無意識に患部を掻くことになるでしょう。そうするとアトピーが酷くなってしまうのです。
いったん治まっているように見えても薬を使い続けなければならないときがあるのです。
アトピーは何度も再発をしてしまいます。
これによってステロイドが皮膚を弱くしてしまう、リバウンドをしてしまう、自然に治す力を弱めてしまう、などといった話しが出てしまうのです。
ステロイドは確かにまだ50年くらいの歴史しかありません。しかし医学としてみると50年はとても長い年月です。
医学の発達は他の学問よりも発達が早いのです。
それは人間にとって健康でいるということが一番身近なことだからです。
そうして作られた薬はきちんと管理する限り安全なものが多いのです。
最近はテレビや雑誌で医学の常識が覆されたという報告が多いですね。もちろん研究していく上でどの薬もそういった可能性を秘めています。
もちろん疑問に思うのは結構なことです。本当に間違っていることもあるからです。
しかし、雑誌やテレビで見たからといって、その情報が本当にあっているのか確かめましたか?
その間違ってる、というのは最新の研究の発表から導き出されたものならば良いのです。しかしテレビでいわれる最新の情報というのは研究の発表から半年以上経ってから放映されることが多いのを知っていますか?
何が良くて何が間違っているのか私達には判断がつきにくいです。
だからこそ少しでも普通な生活を送りたいのなら、今できる最高の治療をするほうが良いと思うのです。
今の医学ではステロイドの副作用を十分理解した上でアトピーにはこの薬を使うことを選んでいます。
それはこの薬が一番良いと判断されているからです。
この薬を使わないアトピーの患者さんの症状はとても重くなってしまっていることがあります。
もし本当にそのままの方が治る見込みがあるのならばそれでもいいでしょう。
しかし、何度も患部を掻いてしまっていたり、炎症が酷くなっているようなら、ステロイド治療を始めたほうが良いのではないでしょうか。
最近のアトピーの研究で、もしかしたら特効薬が出来るかもしれないという発表がされました。
その特効薬がいつ出るかは分かりません。マウスでは成功した状態ですが、人間に使用するにはまだ副作用が分からないからです。
だからアトピーで悩んでいる人たちは諦めてはいけません。
今は少しでも症状を軽くし、そしてアトピーに悩まない生活を送るほうがいいと思うのです。
もちろんどのようにアトピーと向き合うかは人それぞれです。
一番悔いのない生活を送れる治療法を選択出来るように願います。

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2015年4月現在、アトピーの最新研究結果が発表されました。
まだまだ分からないことが多いのですが、アトピーの研究は近い将来もっと多くの患者を苦しみから救うようになるかもしれません。
その最新の研究結果は簡単にいうと、「皮膚の細菌のバランスが崩れることで炎症が発生することが明らかになった」ということです。何が原因でそういった症状になってしまうのかはまだ明確ではありませんが、それが分かっただけでも大きな前進といえるでしょう。
また、この細菌のバランスを変える抗生物質を投与すると、皮膚炎が改善される実験結果が出ています。
しかしこの実験、まだマウスで検査をしているところで、まだまだ人間に使える段階までは来てはいません。
まだ即効性のある治療は見つかっていません。それどころか明確な原因については完全には分かっていない状況です。
今のところ一番信頼のおける情報といえば、アトピーを発症してしまっている患部を清潔に保ち、なるべく刺激を与えないことです。
アトピーの研究はまだまだ進み続けています。そしてアトピーは必ず治ります。
諦めずに自分のあった治療をお医者さんと相談しながら続けてください。

自分の皮膚に出来た発疹や痒みの場所が本当にアトピーなのか判断出来ない人は多いでしょう。
掻き壊して赤くはれ上がりカサカサした患部を見て、アトピーじゃない? と判断してしまう人はとても多いです。
アトピーなら治らないから放っておくしかないなと思って治療しない人も少なくないのです。
肘の内側に痒みや炎症はありませんか? ぶつぶつしたものや気になるものはないでしょうか?
アトピーの症状として『痒み』『発疹』『繰り返す』の三つが上げられます。
痒いからと掻いてしまえば皮膚が刺激され余計炎症は酷くなってしまいます。アトピーに限らず炎症を起こしてしまった皮膚は刺激に弱く、服や汗に触れただけで反応してしまいます。反応してしまった皮膚は次第に発疹を起こし、痒みはなかなかひきません。
薬や保湿剤を塗り痒みがいったん収まったお陰で掻き毟ることがなくなったとしても、お風呂に入って体が温まったり汗をかいて刺激されたり、たまたま何かの刺激を受けると再び痒みが再発することはすくなくありません。
実はアトピーではなく、ただ炎症を起こしているだけの人もこのような症状が出ることは多いです。炎症を起こしてしまった理由は様々ですが、一番多いのは汗です。
ずっと正座をして膝の裏に汗をかきそのままにしてしまった人や、荷物を同じほうの手でずっと持っていたという人も、知らないうちに肘の内側に汗をかき、皮膚が炎症を起こしてしまうということがあるのです。
膝裏、肘の内側、そして首なども皮膚が薄く汗でお肌が荒れやすく、皮膚の弱い人はそれだけでかぶれてしまいます。
かぶれるとアトピーと同じような症状が現れます。
『痒み』『発疹』『繰り返す』
痒いからといって掻き毟り発疹を作ってしまい、それでも痒いからといって掻いてしまえばダメージを受け続けた皮膚は次第にフケのような状態に近くなりカサカサしてきます。血はにじみ、ところどころにカサブタが出来ます。
その限りではありませんが、もし腕の片方の皮膚にしか痒みや発疹が出ていないようでしたらただのかぶれによる炎症の恐れがあります。
お医者さんで処方される塗り薬を塗ると劇的に効果が現れるといった場合も少なくありません。
アトピーは両腕に出来やすいのです。もし両腕に発疹が出来てしまったらアトピーの可能性は高いです。
そして幼いことにアトピーになったことのある人は要注意です。
一度治ったアトピーも、大人になってから再発する人はいるのです。
アトピーは大人になってから再発してしまった場合、なかなか治りにくいといわれています。痒みの箇所の皮膚が乾燥してしまって、それが刺激になってしまいます。背中の炎症は服の擦れでさえ悪化してしまい、痒いといった思いだけに囚われてしまうことになりかねません。
アトピーの疑いがあったらすぐに病院へ行きましょう。そして原因を探るのです。
もちろん人によってアトピー原因は様々です。アレルギーが原因の場合は、花粉や食べ物、ダニやペットの毛、埃やカビなど様々です。もし自分がアレルギーを持っているか分からない人は一度血液検査をすることをオススメします。アトピーを持っていない人にもオススメします。花粉やダニ、ハウスダスト、食べ物のアレルギーは有名ですが、自分では気づいていないアレルギーを持っているかもしれません。
もしアレルギーを持ってると診断された場合はお医者さんと相談してそのアレルギーの原因とどう付き合っていけばいいのか相談してください。
もし反応が少ないようならそこまで神経質になる必要はないかもしれませんが、もしアレルギー反応が大きい方の場合は要注意です。皮膚への刺激を減らすためになるべくその原因を取り除いてください。
アレルギーはアトピーの原因になります。
だからといってその原因を完全に除去するという考えではなくても大丈夫です。あまりに神経質になって埃を取り除いたりダニを始末しようとしても範囲があります。
気になりすぎてしまうとそれがストレスになりかねません。
あくまでアレルギーの要因を遠ざけたり、アトピーの方がどう戦っていくかの決め手は『普通の生活が出来るかどうか』なのです。
普通の生活が出来ればそれ以上気にする必要はありませんよね?
小まめに掃除をし、換気をしてください。
もし花粉のアレルギーをお持ちでしたら洗濯物は家の中で干してください。
乾燥している部屋に洗濯物を干せば、あの洗濯物の嫌なにおいは出ません。しかし乾燥はお肌に対して大敵です。もし出来るのならばお風呂や小部屋だけを乾燥させ、その中で洗濯物を干すことをオススメします。
最近はお風呂で洗濯物を干す人が増えています。換気の昨日が充実しているお風呂が増えてきたからです。実は建築の人の中にもお風呂に干す人は意外と多いのです。
埃を見逃しがちな場所は電気製品の裏です。カーテンの表面にも埃はつきやすいです。
ダニが多くなりやすいところは枕とぬいぐるみとクッションです。それぞれ定期的に天日干しにして、部屋に入れるときにはダニの死骸を良く叩いて落としてください。
生きているダニより死んだダニの方がアレルギーには大きな影響を持っているからです。
窓を開けて換気をする場合、実は部屋の中で加湿器をかけたまま換気するほうが効果的です。
水分が中の埃やにおいの元になる成分を外へ持っていってくれるからです。加湿器をかけた場合とかけない場合では大きく違います。
換気が終わって湿度を保つ場合は40〜50%ほどにしてください。
それ以上湿度が高い場合はカビが生えてしまう恐れがあるからです。それ以下の場合は乾燥のしすぎです。体に必要な水分が空気中に取られてしまい乾燥肌やドライアイになりがちです。
室温は20〜26度にしてください。これは最近の床暖房の家の標準温度です。このくらいにしておけば日本人は快適に過せ、体の免疫力が気温や室温で左右されにくくなります。
もしそれでも肌が乾燥しているなと思った場合は水分を小まめに取りましょう。
これらは何もアトピーの人だけに限られた話しではありません。老若男女問わず、理想のルームケアです。
アトピーの人は確かに皮膚が弱くデリケートです。普通の人が平気なこともすぐに反応が出てしまいます。
しかしアトピーではない方も考えてみてください。いつアレルギーになってしまうか分からないのが現状ですし、もしアレルギーではなくとも健康で理想な生活を送るなら部屋の中を清潔にしておくほうが良いです。
もし機会があるのならばアトピーの方からどういうことに気をつけているか聞いてみてください。
今の生活にプラスになるようなことがたくさん聞けるはずです。

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