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アトピーはアレルギー性疾患

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アトピーの方をよく観察すると、体温調整が上手くいっていない方が多いのが分かります。
話を伺うと、人一倍暑いのが苦手だったり寒いのが苦手だったりしますし、顔から滝のように汗を出しているのにも関わらず、手足が冷たいということが見受けられます。
アトピーを持っているということはアレルギーを持っているということです。アレルギーは消化器官や呼吸器官、そしてホルモンバランスや自律神経にも大きく関わってきます。

アトピーの症状が大きく出てしまう時に昼夜が逆転してしまったり、なんとなくそわそわしてしまったり、気分がとても落ち込んでしまうということはないでしょうか。体がだるくなってしまい、なんとなく寝付けないなどという場合は自律神経に不調をきたしているのかもしれません。
アトピーの症状はアレルギーに深く関係してきます。アトピーの方は全ての方が何かしらのアレルギーを持っていると考えて間違いはありません。
アトピーは必ず治ります、と断言する書物やネットの書き込みを良く見ますがそれは間違いです。
アレルギーを完璧に治したことのある人がいないのと同様に、アトピーも今の技術では完璧に治ることはないのです。
ただ、症状が出なくなったから治ったのではないか、という人の話は聞いたことはありませんか?
厳密にはアレルギーは治っていませんし、いつ再発するか分かりません。アレルギー要因は残ったまま今がただ静かにしてるのです。
しかし確かに体質が変われば症状は出にくくなります。
ではどうやってアトピーやアレルギーの体質を変えればいいのでしょう。
その答えはまだ見つかっていません。
幸いにもアトピーの研究は近年めまぐるしく進んでいます。いつその研究結果が実際に使われるようになるのかはまだ目星がついていませんが、アトピーの方に朗報が届くのもそう遠い未来ではないかもしれません。
今アトピーで悩んでらっしゃる方は、アトピーの場所だけ診察をしてくれるお医者さんよりも、アレルギーとして捉え、体全体的に対処をしてくれるお医者さんを探した方がよいかもしれません。
どんな状態の時に体が反応してしまうかを知ることによって、アトピーの症状を軽くすることが出来るかもしれないからです。
アレルギーは、消化器、呼吸器、ホルモンバランスに影響してくるので自律神経に作用してきます。
先ほど書いたように体温調整が上手くいかない症状が起きやすく、それによって体のバランスを崩し風邪を引きやすくなってしまったりしています。
体質はそう簡単に変えることは出来ませんが、アトピーの症状を軽くすることは出来ます。
アレルギーと同じように、アトピーを酷くしてしまう要因を避ければいいのです。
もし食物が原因だった場合はその食物を避ければいいのですが、アトピーを酷くする原因はそれだけではありません。
自律神経の不調、ストレスによる体への負担などはそう簡単に治すことは出来ません。
簡単に言ってしまえば規則正しい生活が何よりも大切で、過度なストレスは思い切って避けてしまうことが必要になってきます。
規則正しい生活。自律神経に不調をきたしている人はなかなか難しいかもしれません。
もし家族が身近にいらっしゃるのであれば助けて貰うのが良いでしょう。
アトピーのことを理解してもらい、お互いがお互いの生活リズムを崩さないように譲り合うことが必要になってきます。
自律神経の不調となると、気分が落ち込みやすくなってしまう傾向がある人が多く、突然毎日が不毛に思えてしまったり、自分のことを過度に責めがちになってしまったりします。
これは自分でなんとか出来るものではありません。気持ちを入れ替えればなんとかなるというものではないのです。なぜなら自律神経の不調はホルモンや脳内の伝達物質が上手く働いていないのですから、気持ちを入れ替えたくらいでは根本的な問題は解決できません。むしろ気合いを入れたのに気分が落ち込むことに対してより強い挫折感を味わうことになりかねません。
これらのことをきちんと理解してくれる人がいることで、それが心の支えとなり、アトピーやアレルギー、そしてそこから引き起こされる自律神経の不調も次第に穏やかになっていく人は少なくありません。
子供もそういった心の問題でアトピーは酷くなったり治まったりもしますが、より心の安定を保つことによって効果が現れるのは大人の方が多いのです。
大人になるにつれて体は強くなってきます。免疫力や治癒力も子供よりもあります。しかし多くの物事に関わるに当たって我慢することが増えてしまいます。我慢をするとストレスになります。多少のストレスは心の薬にもなりますが、過度のストレスは劇薬です。
健康診断をしても数値を見る限り何も問題がない人も、体の不調を感じたり、気分が落ちてしまっている人は、もしかしたらストレスが原因かもしれません。
リラックス出来る環境はありますか?
体と心は密接に関係してきます。そして自律神経も心と密接に関係しています。
もし今、あたなを取り巻く環境が劣悪でリラックスする瞬間がないのなら、今すぐ変えた方がよいかもしれません。
アトピーの症状が改善する可能性が高いでしょう。
もちろんこれらのものはそれだけではアトピーを根本的に解決することは出来ません。お医者さんの元に通い、基本的な治療を続けることが大変大切なことですから。
ここで良く聞く話はどうやってストレスを回避すればいいのか分からないというケースです。
アレルギーの方はそれだけで心の負担になりますし、アトピーもそれだけで精神的に重くのしかかってくるでしょう。
もし職場がストレスの原因なのに、諸事情で変えることが出来ない人。むしろ職場を急に変えることは普通すぐには出来ません。
ではどうやってストレスを溜め込まずに済むのでしょうか。
それはストレス発散の場を作ることです。
もし食べ物のアレルギーを持ってらっしゃるのでしたらそこばかりを考えてしまっている人がいます。そのことばかりを考えてしまい、人として楽しむことを忘れてしまっています。それでは気分は落ち込むばかりです。
アトピーもそうです。そのことばかりに気を取られ、笑顔を忘れてはいませんか?
とにかくたくさん遊んでみましょう。とにかくたくさん笑いましょう。とにかくたくさんコミュニケーションを取り、スキンシップを取り合いましょう。
今の自分の気持ちを人に伝えて頷いて貰うだけで抱えていたストレスは軽くなります。
会社がストレスという人は、思い切って誰かに愚痴をこぼしてみましょう。愚痴をこぼすことは悪いことではありません。
誰かに聞いてもらい、誰かに共感して貰う。
自分の症状について理解してもらうことで、仕事がしやすくなるかもしれません。もし仕事のしやすい環境を会社が整えてくれた場合、当然という態度は取らず感謝の姿勢を示すと、再び気を使ってくれるということがあります。
家の外に出るとコミュニケーションの嵐です。
しかしストレスを吹き飛ばしてくれるのもコミュニケーションの可能性があります。
中にはコミュニケーションをとるのがストレスになるという人もいます。そういった人は何か熱中できることを探すのが良いでしょう。
熱中している時はアトピーのこともアレルギーのこともストレスのことも忘れられます。会社のことも忘れられます。
アトピーを治すのに疲れたという人はいます。終わりの見えない不安があるからです。
しかしアトピーに効く薬だと思って何かに熱中したりストレスを抱え込まないようにしてみてください。
自立神経を整えることが体のバランスを整えることになりますし、アトピーと上手く付き合うきっかけになるからです。


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いわゆるアトピー性皮膚炎とは、アレルギー性疾患と同じことです。実際にはアレルギーという人くくりの中にアトピーといわれる症状があるのです。
アトピーの人は体の中に入ったものが実際に害がなくとも過剰に反応し防衛しようとしてしまいます。
アレルギーの中でも、アレルゲンの侵入によって作られてしまったlgE抗体が、再びアレルゲンが入って来たときに過剰に反応をしてしまう症状の中にアトピーが含まれます。
アトピー性皮膚炎のほかに、気管支喘息、じんましん、アレルギー性鼻炎、アナフィラキシーショック、花粉症、食物アレルギーなどが含まれます。
他にもアレルギー反応の中でも抗体がTリンパ球に作用し炎症が起こることでアトピーは引き起こされます。
これには、アトピー性皮膚炎、感染アレルギー、接触皮膚炎、薬物アレルギーなどがあります。
これらは全てアレルギーの対処の仕方と同じです。アレルゲンを体の中に取り入れないようにすれば良いのです。
アトピーは何も理由なく突発的に出てしまうものではありません。必ず何かしらの原因があるのです。
実際に今の医療ではアレルギーを完全に治すことはとても困難です。研究は進められていますし、今とても注目されているものでもありますが、まだまだ研究の余地は残されています。
同様にアトピーも完全に治すことはとても困難です。
もちろんアトピーもアレルギーも自分の体の調子やバランスを整え、アレルゲンをなるべく体に入れずに過すことである程度コントロールすることが出来るようになります。
残念なことにアレルギーやアトピーは遺伝します。必ず遺伝するということではありませんが、家族全員で花粉症を発症している家庭を見たことがあるのではないでしょうか。
なるべくアレルギーやアトピーにかからないように妊婦さんがしてあげられることはあります。
アレルゲンの元になりやすい卵や大豆を食べないことです。
もちろんずっと食べないのではなく、お医者さんの指導によりますが出産前と出産後が2週間ほどが多いようです。これは病院でまちまちなので、アトピーの方などは必ずお医者さんと相談し、どのくらいのアレルゲンに反応してしまうのかをきちんと検査しましょう。

アレルゲンと消化器官はとても深い関係があります。
アレルゲンを持っていてもあるときはまったく症状が出ず、あるときは過剰に反応してしまったということがあるかと思います。
それは体調に左右されていなかったでしょうか。
普通、食物を摂ると細かいアミノ酸に分解されます。アミノ酸に分解されてしまった時点でアレルギー反応は起きなくなります。
ただし体の中でいつまでも消化されない場合はなかなかアミノ酸に変わることが出来ず、体が過剰に反応してしまうのです。
もちろんこれは反応が軽度の場合の話しです。
これらは命に関わるので、なるべく体の中にアレルゲンを取り入れないようにしましょう。
アトピーは小さな子供のもの、というのを聞いたことはありませんか?
小さい子供の消化機能は発達していません。大人より消化に時間がかかりますし、消化しきったりすることもなかなか難しいのです。
だからこそアトピーが強く出てしまいますが、消化器官が発達するにつれて症状が出なくなってくるのです。
アトピーの症状が出なくなっても、ホルモンバランスが崩れたり体調が優れないことがあるとアトピーは再発する恐れがあります。子供の頃にアトピーだった人は健康に気をつけましょう。
アレルギーの検査には様々なものがあります。
血液検査、皮膚テスト、誘発テストです。
血液テストでは、体内のlgEの抗体の量を見ます。
ラスト法では、スギやダニや、卵や乳などのアレルゲンに対してlgEがどのくらい反応するかを調べるものです。このアレルゲンの種類は多く、今では150以上のものがあります。これは年々増えており、『昔調べた時には発見できなかったが何かに反応している可能性がある』人の場合は、今調べると原因となるアレルゲンが発見される可能性があります。
ヒスタミン遊離試験では、食べ物が食べられるか食べられないかを調べるのもになります。様々なアレルゲンを調べるので、どれを調べたいかをあらかじめ絞って受けることがあります。
皮膚テストでは、スクラッチテスト、プリックテストがあります。アレルゲンを皮膚にたらし、そこに小さな傷を作ることで反応するか反応しないかを調べます。
皮内テストでは、スクラッチテストとは違い、アレルゲンそのものを注射して反応を見るテストとなります。スクラッチテストよりもより精密に反応が分かりますが、もし反応が強すぎる場合、赤くはれたりする可能性があるので注意が必要です。
パッチテストでは、アレルゲンをつけたテープを皮膚に貼り付け反応があるかどうかを調べます。テレビなどではこの方法を選ぶことが多いようです。誰でも気軽にすることが出来ますし、一度に多くのテープを貼り、反応を確かめることが出来るからです。
誘発テストでは、傾向負荷試験というものがあります。
決められた期間内にその時に調べるアレルゲンを一切体に入れず、試験の時にそのアレルゲンを体に入れることによって反応を確かめるものになります。これは大変危険ではありますので、事前になしかしらのチェックが入り、安全を確かめた上で行なわれるものになります。
他にも吸入誘発テストがあります。これは食物性のものとは違い、ダニなどの食べ物ではないものを吸い、反応をみるものになります。
こういった様々なテストがあるので、アトピーの疑いがある人は一度これらを受診されたほうが良いでしょう。
アトピーの方はこれらを試し原因が分かることで、アトピーとうまく付き合う方法を探ることが出来ます。
実はアトピーは年齢によって治療方法が変わります。
子供と大人では消化器官の成熟さも違えばホルモンバランスも違います。
幼少期では卵が主なアレルゲンとなります。その割合は半分以上にもなります。卵がアレルゲンでないアトピーの妊婦さんも卵を食べることが制限される場合があります。
年齢が上がるにつれて卵や乳のアレルゲン食物傾向は減ってきます。代わりに様々なものが反応するようになり、比率も何かに偏るよりも均等になってきます。
また、アトピー性皮膚炎だけ発症するのではなく、喘息などのほかの症状も併発しやすく、結果体の丈夫ではないことが多いのが特徴です。
これらは大人になるにつれて改善される傾向にありますが、完全ではありません。
もし誤ってアレルゲンを口にしてしまった場合、アトピーが酷くなることがあります。
こうなった場合、いかに炎症を抑えるかが大切になってきます。
有効なのはステロイドの塗り薬です。
副作用も強いのですが、一時的に症状を抑えるのにとても有効です。
一度使うとその働きに驚く人も多いでしょう。
みるみるうちにあんなに酷かった炎症が治まっていくのです。
ただ、ステロイドは長く使うには向いていません。依存しないように炎症の引いたお肌を健康に保つことが重要になってきます。
お医者さんへのアンケートで、患者さんに進めるお医者さんも自分の子供には決して使わないという人がとても多いことが分かりました。
自分の子供に使う人は僅か一割に満たないのです。
ステロイドは確かに効果的ですし、とても酷い症状の場合にはやむを得ない場合があります。炎症を抑えないと通常の生活が出来ない場合があるからです。
ただステロイドに依存することはせずに、ステロイドから卒業できるように体調を整え、免疫力をつけましょう。
ただ、ステロイドを使うようなことのないようにアレルギー反応を理解し、アレルゲンから離れることが出来るようにしてください。
そうすればアトピーはある程度コントロールすることが出来ますし、酷くなることもすくなくなるからです。



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